忍者ブログ
お知らせ

ここはフリーエリアです
コメント、ランキングバナー、アフィリエイトなどにつかってください。

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

■今は女性から行動を起こす時代

 恋愛における男女のパワーバランスのシフトが始まってかなりの時間が経過しましたが、わが国の公共の場(要はパーティー)において、女性による先制攻撃の場面に出くわすことは、まだ、希少と言えます。

 しかし、昨今の男女の意識変化を鑑みれば、こういった状況にも、いずれ大きな変化が訪れることは明らかです。

 事の真偽はともかくも、肉食系女子と草食系男子により繰り広げられていると言う昨今の恋愛シーン。

 恋愛のチャンスを増やしたい女性にとって、初対面の男性の気を引く、効果的な先制攻撃テクの一つや二つは覚えておきたいものです。さて、それでは、おしとやかさを自認する? 大和なでしこなあなたが、最初の一歩を踏み出すにはどうすればよいでしょうか?

 ずばり最初に解答させて頂くとすれば、それは「子どものように振舞う」ということです。

 もちろん、何もぶりっこしろという意味ではなく、「無邪気に素直に明るく」をモットーに動くべしという意味です。自意識や下心(当然、意中のあの人と親密になりたいという願望はあるのですが)とは無縁の言動に対して、異議を挟むオーディエンスはいないはず。無邪気に振舞うことが出来れば、周りからの干渉にわずらうことなく、ごく自然に、あたかもそれが、運命の出会いであるかのごとく、目的を遂行することが可能になります。

 しかも、女性の無邪気さは、そのまま「愛嬌」とも通じますが、古今東西、女性の愛嬌は、オールラウンドに男性を魅了することを可能にする究極のウェポンです。

 そんな事を念頭に置きながら、とある心理学者の調査結果により明かされた「初対面の男性の気を引く最も成功率の高いジェスチャー」ベストセレクションをチェックしてみることにしましょう。

■初対面の男性の気を引く成功率の高いジェスチャー

 それでは、早速結果を見ることにしましょう。

 この調査は、米国のモニカ・ムーアという研究者が、パーティーにおける数百人の女性の非言語的コミュニケーションを詳細に観察した上で、割り出したレポートです。成功率の高い順番で記載しています。

■ベスト・ジェスチャー

1)穏やかにおおらかな笑顔を向ける
2)瞬間的に意味あり気に一瞥をくれる
3)音楽に合わせて一人で踊る(あくまでも優雅に)
4)相手の目を見つめて髪を掻き分ける
5)相手をみつめ続ける
6)最初に相手を見て、相手が気づいたら頭をそらし、再び相手を見る
7)わざとらしくなく偶然を装って相手とすれ違う
8)相手に対してうなずく
9)椅子を指差して、相手にそこに座るように合図する
10)頭をかしげて、自分の首に触れる
11)相手を見ながら唇をなめる
12)相手とアイコンタクトを取りながら服装を整える
13)しなを作りながら相手に近づいてゆく
14)ちょっとした手助けを要請する
15)相手の気をひくために何かを軽くたたく
16)相手のヒップを軽くたたく

 如何でしたか?お国は変われど、グローバル化の進む昨今の日本。時勢に乗じて、恋の対象を広げたいのであれば、こういったレポートを頭の片隅に記録しておいても、損はないはずです。
PR
女たちが男性から言われたくない言葉のひとつに「重たい女」がある。体重のことではなく、愛情が重い、うざったいという意味だ。彼に「重い」と思われないために、独女たちも努力している。

「彼は仕事が忙しく、週に1回会うことすらままならないこともある。私は20分でもいいから、毎日会いたいんですよ。だけどそれを要求して、重たがられるのはいや。デートをキャンセルされても文句は言わないようにしているけれど、クールに振舞っているのがだんだん辛くなってきています」とは、裕美さん(32 歳)。

つきあった当初は、彼から毎日メールをもらっていたが、今では2~3日に1通程度。すぐに返信をするのもメールをせかしているような気分になるので、ペースも彼に合わせている。
「彼は優しいし、ふたりの関係に危機を感じることはありません。だけど、自分ばかりが彼を好きでいるような気がして常に不安なんです」

交際半年で、すでに愛情のバランスが崩れているような気がすると裕美さん。不安が不安を呼び、最近は仕事中も彼のことで頭がいっぱいだ。

恋愛一辺倒になる女性はヒマなのではないか? と思われるが、某女性誌編集の佳子さん(31歳)は仕事に一生懸命な人ほど「重たい女」になりやすいと分析する。

「恋愛至上主義タイプって、相手の肩書を重視するケースが多いような気がするんです。それに経験も豊富だから、自分の恋愛も一歩引いて見ることができる。一方、仕事に熱中してきた人は何にでも全力投球する体育会系が多い。残業で疲れていても、終電に乗って彼に会いに行くくらいできちゃう。結果、重たい女と思われやすいのではないでしょうか?」

ただ、恋愛をすれば誰もが「重たい女」になる側面は持っている。相手を独り占めしたい、ずっと一緒にいたい、つねに彼に愛の言葉をささやいてほしいと思うのは自然な欲求だからだ。「重い」「重たくない」の線引きはどこで引かれるのだろう? 華やかな恋愛遍歴を持つ美容師のツヨシさん(33歳)は「互いの愛情のあり方を円グラフでイメージするといい」と教えてくれた。

「男女の愛情のバランスは5:5であるのが理想ですが、男は好きな女性を手に入れるまでは、愛情のパーセンテージが高いもの。男:女=7:3くらいでしょう。だけど交際して、関係が落ち着くとだんだん男側のパーセンテージが下がってくるんです。そうなると、今まで押せ押せだった彼の態度に不安を感じて、女性側の愛情パーセンテージが上がってくる。女性のテンションが高くなればなるほど、男の気持ちは落ち着いてくるから、愛情の割合が男:女=2:8くらいになる場合があります」

これが「女の愛情が重い状態」。バランスを元に戻すには、「恋愛感情をトーンダウンさせることが大切」とツヨシさんは言う。
「たとえば8だった女性側の愛情を5まで下げる。すると、グラフの空白を埋めるように男性側のテンションが2から5まで上がってくるんです。万が一、引いてもテンションが高くならない相手だったら、きっと本気で好きではないはず。もともと長続きしない関係だから、見切りをつけたほうがいいですよ」

不安な時はどうしても気持ちが押してしまうものだけど、「重たい女」にならないためには「押さない」「(深く)考えない」「(関係に)しがみつかない」ことが大切。もしくは押してもビクともしない「重たい男」を探してみるとか。視点を変えるだけで、恋の病は軽くなるものだ。
ルックスが良い(と思われている)人は、ただでさえ周囲に注目される存在なので、ちょっとした言動で誤解されてしまうことも多いようです。気をつけないと、無意識のうちに敵を増やしてしまうことも...。そこで今回は、「スゴレン」の男性読者に行った調査の結果を参考に「『カワイイけど性格は悪い』と思われる女性の言動9パターン」をご紹介いたします。


【1】お金持ちの男友達が多いことを自慢する。
「『私は別格なのよ』と言われているようで腹が立つ」(20代男性)など、「美人とお金持ちの男性との繋がり」を快く思わない男性が多いようです。友達に妬まれる種をまかないためにも、セレブとの交友関係をアピールするのは控えた方が良さそうです。


【2】毎日のようにナンパされたことを報告する。
「単なる自慢に聞こえる」(10代男性)と、ナンパ被害の報告はルックス自慢だと受け取られるリスクがあるようです。たとえナンパ被害に困っていても、信頼できる人にしか言わない方が良いでしょう。


【3】上目遣いやアヒル口を恥ずかしげもなく実行する。
「計算高い女に見える」(30代男性)など、わざとらしい表情を見せると誤解を生んでしまうことがあるようです。必殺技だからといって上目遣いの乱用はせず、好きな人の前で「ここぞ!」という瞬間だけに使った方が良さそうです。


【4】「食事は奢られるのが当然」という態度をとる。
「特別扱いに慣れ過ぎている気がして嫌だ」(20代男性)というように、食事を奢られるときの態度で女性の本性を判断する男性もいるようです。たとえ相手の男性に誘われた食事でも、会計のときに財布を出そうとする謙虚さを忘れないようにしたいところです。


【5】自分のことを「私」ではなく、自分の名前で呼ぶ。
「自意識過剰な人に見えてしまう」(10代男性)と、カワイイ女性が自分のことを名前で呼ぶことに抵抗がある男性もいるようです。ブリっ子のレッテルを貼られるのが嫌ならば、ひとまず初対面の人には「私」を使った方が良いでしょう。


【6】髪の先を指でくるくる巻くなど、気取った態度をとる。
「自分の魅力を見せつけているように見える」(20代男性)など、カワイイ女性はちょっとした仕草でも「鼻につく」と思われてしまうこともあるようです。癖でやっていないか、改めて自分を省みてはいかがでしょうか。


【7】「私、ブスだしー」と、思ってもいないことを言う。
「『そんなことないよ!』って言わせようとしているのがミエミエ」(10代男性)など、自分を卑下するような発言も性格が悪いと思われる原因になるようです。素直に受け取ってもらえない可能性が高いので、内心「自分はカワイイ」と思っている人は自己評価を口にしない方が良いかもしれません。


【8】子供っぽいワガママを通そうとする。
「ルックスで何でも許されてきた甘い女っぽい」(30代男性)など、度を過ぎたワガママを言うと男性に「カワイさを利用している」と思われることがあるようです。過去にワガママを聞いてもらった実績があったとしても、度を過ぎたワガママは言わない方が良さそうです。


【9】「年収1000万円以下の男はありえないよね」と、男性を見下した発言をする。
「カワイイ人に言われると、余計に腹が立つ」(20代男性)と、男性に対する評価が厳しいと「見下している」と思われてしまうようです。ガールズトークでぶっちゃけ話をするときも、男性が聞き耳を立てていないか確認しておいた方が良いでしょう。

女性からもらったメールを読んで、「もしかして、俺のこと好き?」と感じたことはありませんか? しかしそれが、一方的な思い込みだったら、なんともみじめな話です。そこで今回は、『「メールでありがちな『男の勘違い』」について、まとめてご紹介します!


【1】アドレス交換しただけで、「俺に気がある?」と期待する。
「ノリでメアド交換しただけの男性から、『メール待ってたよ。もしかして緊張して送れなかったの?』というメールが来た。気持ち悪い」(10代女性)など、メールアドレスを教えあっただけで「気がある」と勘違いされた体験談が多く寄せられました。「『女の子とメールできる』ってだけで舞い上がっちゃう男は、みっともない」(20代女性)というように、あからさまにウキウキしている様子を見透かされないよう、少しは気を引き締めましょう。


【2】体調を気遣ってもらい、「自分だけに特別に優しい」と思い込む。
「風邪で欠勤した同僚に『大丈夫? 早く元気になって』とメールしたら、次に会ったときにわざとらしい態度を取られた」(20代女性)など、真心から体調を気遣っただけなのに、男性が深読みしてしまうケースです。「あとから『そういうつもりじゃなかった』なんて弁解するのも変だし...」(20代女性)と女性を困惑させてしまっては、その後の関係に支障を来しかねないので、自意識過剰に反応しがちな人は気をつけたほうがよさそうです。


【3】丁寧に書かれたお礼メールに「特別な感情が込められている」と誤解する。
「会社の人から旅行のお土産をいただいたので『今度パリの土産話を聞かせてくださいね』とお礼のメールを送ったら、延々とフランスのすばらしさを語り、『次回は君を連れて行きたい』と締めくくる返事が来た。重い...」(20代女性)など、単なる「お礼」を「自分への興味の表れ」だと思い込む男性は、意外と多いようです。礼儀正しい女性ほど、丁寧なお礼メールを送ってくるものだと割り切り、過度の期待を抱くのはやめておきましょう。


【4】褒め言葉を「好きという気持ちの強いアピール」だと認識する。
「話の流れで『すごい』と褒めたら、脈があると感じたのか、突然、告白された」(10代女性)、「『かわいいね』というメールが来たので、お返しに『そっちこそセンスいいよね』と送ったら、『簡単な女』みたいに思われた」(10代女性)など、ただの褒め言葉を、男性がものすごくポジティブに解釈してしまうパターンです。プラス思考は悪いことではありませんが、度が過ぎると人に迷惑をかけるおそれがあるので、ほどほどにしておきましょう。


【5】親身になって励ましてくれたのを「俺に対する愛情だ」と解釈する。
「体育祭の前日に『リレーがんばってね!』とメールした相手が、『あいつ、俺のことを好きらしい』と周囲に相談していたと知った。最悪!」(10代女性)、「就職活動がうまくいかない後輩を励ましたら、『そんなに優しいのは、自分を好きだから?』と言われた」(20代女性)など、純粋な応援に対していい気になってしまう例です。親身になってくれた女性を不愉快な気持ちにさせては失礼なので、謙虚な気持ちを忘れずにいたいものです。


【6】「遊びに行こう」という誘いを、「二人きりでのデート」だと早とちりする。
「『明日、海行くよ』というメールにノリノリで返信してきた男友達が、待ち合わせ場所に大勢いるのを見てがっかりしていた」(10代女性)、など、誘いのメールを頭から「デートだ」と確信してしまう男性は少なくありません。「いつものメンバーで行くつもりで『晩ご飯どう?』と誘ったら、『二人で?』と即レスしてきた男。彼女いるくせに!」(20代女性)というように、露骨にガツガツする男性は、いい印象を与えないので注意しましょう。


【7】「今度飲みに行きましょう」という社交辞令を真に受ける。
「取引先の男性に『そのうち飲みに行きたいですね』と送ったら、かなり高級なレストランに誘われて、まずいと思った」(30代女性)、「『本場のお好み焼きって憧れなんです!』と調子を合わせただけなのに、大阪出身の男の人から『自分が作ってあげる』としつこく迫られた」(20代女性)などの発言からわかるように、会話をスムーズに運ぶため、「社交辞令」を駆使する女性は多いものです。「本音と建前」を見極める冷静さを心がけましょう。


【8】ハートマークを「明らかな好意」と受け止める。
「ハートマークを入れると、男はすぐに勘違いする! 女の子は普通に飾りとして使うのに」(10代女性)、「友達に使うノリでハートマークを散りばめたメールを先輩に送ったら、即告白された」(20代女性)など、「ハートマーク=好意」と認識する男性は非常に多いようです。しかし深い意味はなく使われることも少なくないので、行き違いを避けるためにも、とりあえず「女性のメールのハートマークは、ただの装飾」と肝に銘じておきましょう。


身に覚えのあるエピソードはありましたか? 女性のタイプによって、ほかにもさまざまな「勘違いしてしまいそうなポイント」があると思います。
女性ファッション誌はよく社会を写す鏡とも言われる。それは誌面の中に、その時代の女性が求める欲望がすべて入っているからだ。女性ファッション誌という「欲望」の変遷を読み解き、アラフォー世代の女性の生き方・価値観の変遷を追ったのが、『私に萌える女たち』(講談社)。ところが、女性の生き方が多様化し、女性と伴走してきたはずのファッション誌の役割が徐々に変わり始めている。読者と女性ファッション誌の関係の変化について、著者の米澤泉氏に話を伺った。

――『私に萌える女たち』では、草創期から現在に至るまでのファッション誌における女性像の変遷が、具体的な例とともに綴られています。そのように俯瞰的に研究をされてきた米澤さんから見て、ファッション誌と女性読者の関係はどのように変化していると思われますか?

私に萌える女たち

新品価格
¥1,470から
(2010/12/14 06:52時点)



米澤泉氏(以下、米澤) ファッション誌の草分け的存在の一つは「an・an」(マガジンハウス)ですが、当時は「an・an」が好きだから毎号買うという読者が多かったんですね。当時の「an・an」はモード系のスタンスを貫いていて、一つの世界観を築いていましたし、読者をリードしていました。でも今は新しい価値観の提案をして、それを読者が受け入れるという時代ではなくなってきています。「an・an」自体、ライフスタイル誌のような形になり、「特集によっては買う」という読者が増えていると思います。

 でも、それはどの雑誌にも言えることで、実際に学生に調査をしても、自分たちの年代向けの雑誌を、特集や付録によって選んで買っているようですね。またモデルが読者に影響力を持ち始めた頃から、どの雑誌にも同じモデルが出ているということが起こり始めました。以前だったら、雑誌のカラーによって、モデルやタレントも棲み分けができていたのに、今では均質化が進んでいるんです。

――「私に萌える女たち」では、「JJ」にはじまる光文社的な価値観を享受する女性への考察が一つの柱になっています。

米澤 「JJ」は女子大生に代表されるお嬢様ファッションをフィーチャーし、こんなファッションをしていたら、素敵な男性に好かれ、いい結婚ができるという価値観をずっと提示していました。その価値観がそのまま「VERY」が理想とするきれいな専業主婦に繋がり、さらには「STORY」のようなオンナを忘れない年の重ね方をしていく......そういう意味で光文社のファッション誌は一貫した女性観・ファッション観を持っているんです。でも今の20代が光文社的な価値観を支持しているとは思えないんですね。そこが雑誌の勢いにも反映されているのではないでしょうか。

――かつての「JJ」人気にとって変わったのが、"エビ・もえ"を打ち立てた小学館の「CanCam」ですね。

米澤 「CanCam」は女子大生プラスOLになりたてくらいまでが対象。これはいわゆる「腰かけOL」的なスタンスで、創刊した80年代はすぐ結婚する女性が多かったためです。でも最近では女性の勤労年数が長くなるにつれて、「Oggi」~「Domani」という受け皿が用意されたんですね。

 ところが「Oggi」のキャリアOL的な価値観にそぐわない女性たちが出てきた。かつてコギャルブームを背負っていた世代です。彼女たちは、20代後半になっても、自分たちの好きなテイストのファッションを求め続けた。その人たちの受け皿となるために作られたのが「AneCan」だと思います。出版社も作り方も違うけれど、「GLAMOROUS」(講談社)も、そういうギャルテイストのファッションが好きな女性に支持されていますね。

――「GLAMOROUS」は、また独自の路線を走っていますね。

米澤 「GLAMOROUS」は岩堀せりのように、ママでもセクシー要素を持ち合わせたモデルを起用していますし、誌面でも同様の企画を打ち出していますよね。最近の若い女性たちには、生き方とファッションがリンクしないのがカッコいいという価値観が浸透しているような気がしています。これまでだと、「女子大生」「キャリアウーマン」「OL」というような細分化したカテゴリ分けで、ファッション誌はターゲットを絞ってきたわけです。でも、その境目がなくなってきていて、学歴や収入にかかわらず、みんな同じものを求めるようになった。キラキラしたものやキティちゃんが大好き、でもブランド物も持ちたい――。そこにうまくハマったのが「GLAMOROUS」のような雑誌なんだと思います。

――一方、ストリート系ファッション好きの受け皿として、30代向け「InRed」(宝島社)、40代向け「GLOW」(同)が出てきました。

米澤 宝島社の女性誌は「大人カワイイ」「一生女の子」という言葉を打ち出しました。これは光文社系の雑誌と違って、男目線を意識せず、自分らしいファッションを求める傾向の表れですね。これまでの女性誌が意識してきた「未婚/既婚」というカテゴリ分けもあえて曖昧にしています。「GLOW」の創刊号に、バツイチの小泉今日子とYOUを表紙に起用したことも面白いですよね。30~40代なら独身でも、結婚していても、バツイチでも、何でもあり。それは、大学を出て20代半ばくらいで結婚し、30代では子どもがいて......という女性のロールモデルが崩れたこととも深く関係していると思います。

――宝島社を支えている「sweet」も幅広い世代に支持されています。

米澤 「sweet」の"ガーリー"というコンセプトだって、必ずしも男ウケするものではないと思うんです。梨花や平子理沙は、男性ウケするタイプではないでしょう? 宝島社の価値観は、自分が自分らしくあることが好きで、「InRed」「GLOW」が頻繁に使う「女子」という言葉につながっているのでしょう。「STORY」「美STORY」(いずれも光文社)が持つ、「オンナ」というイメージに対抗する言葉だと思います。

――確かに「STORY」「美STORY」が推奨する、「現役感」の危機迫る形相たるや......。

米澤 「STORY」世代というのは、バブルを体験した女性たちで、未だ「若さ」と「男性」に固執していると思われます。読んでいると、すごいものがありますよね、「宅配便の配達員に素敵な女性と思われるファッションは?」とか(笑)。そんなふうに、まだまだ男性に選ばれることに生き甲斐を見出している世代だと思います。そこから50代になってもきれいなオンナである「HERS」(光文社)という雑誌ができましたが、バブル世代が、そこからさらにオンナであることを諦めずに頑張れば、史上初の60代向けのファッション誌が生まれるかもしれませんね。

――そんなに頑張ると疲れる、という女性もいると思います(笑)。

米澤 30歳を過ぎると、衣食住の「食」「住」に重きを置く人も増えてきます。そういった人たちに支持されるのが、「リンネル」(宝島社)や「ku:nel」(マガジンハウス)なのかもしれません。

――現時点で「sweet」的な価値観を支持するアラサーが40代になるころには、どんな雑誌が支持されるのでしょう?

米澤 今ある雑誌で言うと「Precious」(小学館)あたりの自分の金で贅沢するキャリア派と、「VERY」(光文社)のように夫の稼ぎで贅沢する専業主婦派の間に割って入って来る「GLAMOROUS」「InRed」「GLOW」あたりは強いと思います。「STORY」「HERS」のような「オンナ」の価値観ではなく、「女子」という価値観が、アラサー世代には受けるのではないでしょうか。

――今後、女性にとってファッション誌はどのような存在になっていくと思われますか?

米澤 学生と話していると、モデルと同じものを着るのにまったく抵抗のない、みんなが同じ付録のバッグを持っていても恥ずかしいとは思わない、少し前の世代とは異なる感覚があるように思います。つまり、ファッション誌をイメージとして楽しむんじゃなくて、完全にカタログとして見ている。だから、同じ物をその場で買えないことがストレスになるようなんですね。そういった視点では、ネットとの連動がより進んでいくのではないかと思います。

『私に萌える女たち』(講談社)
私の人生の主役は、私です!――仕事も子供も美貌も。大人可愛いブームに見られるように、女たちは何一つ諦めなくなった。アラフォー世代を中心に女性誌とともに激動してきた女性の生き方を分析。


スポンサードリンク
女性のためのバランス恋愛術
ランキング
求 人
info top

エンジェル
ただいまキャンペーン中
コアリズム
さやかさん御用達❤
エステナードソニック
脚やせエクササイズDVD
最新CM
在宅データ入力
カテゴリー
ブログ内検索
最新TB
バーコード
カレンダー
11 2025/12 01
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31