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適齢期の男女の間では婚活という仕組みが確立され、結婚に向けて出会いを求めている人たちがいる半面、結婚はしないと自分で決断を下している人たちもいる。

 人類は“種の保存”という本能を持っているが、結婚しないと決断した人たちは本能をなくしてしまったのだろうか? 脳の感性領域を研究、『恋愛脳』の著書でもある黒川伊保子先生に伺った。


結婚制度は人間の本能に反している

 「結婚しないことは、ある意味、本能に沿った行動です」(黒川先生)。人間の生殖本能では、より多様性のある子孫を残す方が脳には望ましい。つまり、一人の相手と複数の子を持つより、複数の相手とそれぞれに子を持つ方が、遺伝子に多様性が生まれるので、生物として有利なのだ。
もしこの本能に従順に従ったとすれば、現在の一夫一妻制の結婚制度に反することになる。したがって、「一人の人と一生だなんて、自信がない」と思うのはごく普通のことで、結婚にネガティブな人たちがいてもおかしくはない。



 生物学的には、男性は複数の相手に対し生殖能力を発揮することが可能な生き物であるから、一人の女性に執着することはない。反対に女性は、子どもを妊娠、出産し次の生理が始まるまでの一生殖期間は、より妊娠の可能性を高めるため一人の相手に執着する。ただ、この一生殖期間が過ぎれば、きっぱりと執着がなくなる傾向がある。

 出産を経験したことがある人なら、赤ちゃんの顔を見た直後に夫の顔を見ると“イヤだ! 向こうに行って”と思ったという話に、多少なりともうなずけるだろう。「これは、赤ちゃんがかわいいからと言うよりは、ご主人を拒否しているのです」(黒川先生)。

 一生殖期間を過ぎ、本能から夫に関心がなくなってしまったのだ。もし男女それぞれが本能に従えば、人類も多夫多妻制になってしまう。それを阻止しているのが結婚制度なのだ。

ロマンを感じなければ結婚は楽しいものではない


 現在の日本では、種を残すためには結婚をすることが必要となる。それは多様性のある子孫を残すという本能には逆らっているが、逆に結婚しないと一人も残せないのが現実だ。
そう考えると、結婚をしないと決断した人は、子孫を残すという本能をなくしてしまったのかとも思えるが、黒川先生は現在の社会では本能よりも外的要因からくる危機感、不安などから結婚をしないと決めている人が多いのではと言う。

 結婚とは、子どもを育て、社会的な責任を担い、場合によっては家や車のローンを払い……と、決して楽しいことではない。その向こうにたった一人の大切な人と人生を共にするといった、ロマンがあるからこそできることなのだ。
このロマンに心が揺さぶられない人は結婚の必要性を感じず、そんな大変な結婚をするのなら、一人で暮らす方がよっぽど楽しいと感じ、現状維持を決断する。

 種の保存本能はだれもが持っているものだが、それ以上に子どもを育てることの金銭的、精神的な大変さが意識にあり、「たくさんの多様性のある子孫を残す」という本能どころか、たった一人の子孫を残すという意識さえ脳の奥深くに隠してしまっている人も多いと黒川先生は言う。

 結婚するかしないかは個人の自由。子孫をどれだけ残すかもその人次第。
人間は、生物学的本能や脳科学的本能を超えた、彼、彼女なりの後天的な「本能」で決断を下しているようだ。
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