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ひとくちに「カップル」といっても、その関係は様々。付き合い始めたばかりのラブラブカップルもいれば、すでに倦怠期のように冷え込んだカップルもいる。恐ろしいのは、自分の気持ちは変わらないのに、いつの間にか相手の気持ちが冷めてしまっているケースだ。

恋人がいるからといって、油断は禁物。相手の気持ちが少しずつ離れてしまっていることに気付かなければ、ある日突然、こっぴどい失恋を味わうことになりかねない。恋人との関係をはかる、何かいい方法はないだろうか? これまでに多くの恋愛指南系の著書を上梓してきた内藤誼人先生に相談してみよう。

「普段は聞き流しているようななにげないセリフを、あらためてチェックしてみるといいでしょう。ポイントは、『私たち』という言葉を相手が使うかどうか。なぜなら、関係があまり良好でないカップルは、無意識のうちに『私』や『あなた』といった人称代名詞を使ってしまうものなんです」

確かに、お互いを個別の代名詞で扱うことは、そのまま心の距離を表しているようで寂しい。これには実際、次のような心理学的な裏付けがあるという。

「米イリノイ大学のレアン・ノブロックという心理学者が、120組のカップルを集めて行った実験です。それぞれのカップルに10分間の雑談をしてもらい、それを録音します。

次に、現在相手に対してどれだけ好意を持っているかを調査し、ラブラブ度の高いカップルと、すでに冷え切っているカップルを抜き出して、その会話の内容を分析したんです。結果、関係の良好なカップルほど『We』という言葉がよく使われ、逆に倦怠期のカップルは、相手を名前で呼ばなかったり、『I』や『You』といった代名詞が多用されていることが判明したんです」

うーん、なんだか彼女のセリフを聞くのが怖くなってしまうお話…。しかしこれは逆に、相手との親密度をアップさせるためにも使える手法だという。

「『僕たち』や『俺たち』といったフレーズを意図的に多用することで、親密度が高まっているよう相手に錯覚させる効果が得られます。これは心理学でリーディングと呼ぶテクニックで、言葉によって相手を誘導する手法なんです」

なるほど! もっとも、言葉だけでなく、日ごろの態度などもちゃんと改善しなければ無意味なのですが…。

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