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さまざまな「婚活」イベントが行われている昨今。
結婚を見据えた出会いの形は多様化したように思います。
ところで、男性の台詞で「付き合いたい女性と結婚したい女性はちょっと違う」という話を聞いたことありませんか? 多くの場合、家庭的な女性が結婚したい女性のような気がします。
では、女性にも結婚したい男性と付き合いたい男性には違いがあるのでしょうか。
もしその違いが具体的に分かれば、婚活に励む男性の大きなヒントになるかもしれない。ということで、結婚を真剣に考える女性陣に、付き合うだけでは終わらない「結婚したいと思う男性」の基準を聞いてみました。
■収入が安定している・安定した企業に勤めている(26歳/メーカー勤務)
「やっぱり何十年も一緒に暮らすとなると、経済的な不安は絶対いや。高収入ではなくてもいいので、"安定"していてほしい。起業をめざしている人や転職を考えている人はどうしてもためらってしまう。仕事や会社には多くを求めない人の方が、結婚相手としては安心かも」
今回取材した女性のほぼ全員が収入面を一番に挙げました。
実に夢のない結果! でも、お金を求めるというよりも、欲しいのはあくまで安定。「高収入をめざしてリスクの高い転職活動」というのはむしろ逆効果になってしまうようです。
■当たり障りのない人(25歳/放送関係)
■ご飯の食べ方がきれい・遅刻しない(25歳/工場勤務)
「『結婚相手=両親に見せて恥ずかしくない人』なので、ある意味"無難"な人がいい。
あと、付き合うだけならそこまで気にしない食べ方やわずかな遅刻も、結婚相手だとすごく気になる。おそらく両親もそういう所で人柄を判断してしまうと思うので。いずれ父親になるという点でも、マナーや身だしなみには厳しくなるかな」
当たり障りなく、それでいて結婚したいと思える魅力のある人。なかなか難しいですね。2番目については男女共通だと思います。やっぱり父親は子どもの良いお手本になってほしいもの。「きれいに食べなさい」と口にご飯粒をつけた父親が言っても、説得力ありませんから。
■ 絶対的に自分の味方でいてくれる人(27歳/スーパー店員)
「結婚した後の姑(しゅうとめ)問題。それを考えると、絶対自分の味方でいてくれる人が良い。
自分が悪くても、まず自分の気持ちを理解しようとしてくれる人。そして、怒るのではなく諭してくれる人が理想。そんな人、なかなかいないですけど」
自分に都合の良い男ということでしょうか。結婚する前から姑(しゅうとめ)のことを考えるとは、女性は用意周到ですね。
■ 料理好き・きれい好き(29歳/銀行)
■ こだわりが低い・細かくない(28歳/公務員)
「料理が好きな人は、自分で作ってくれると思うので。きれい好きも同じ。汚くなると自分から掃除をしてくれそう(笑)」
家事を分担してくれそうな人は結婚相手としてポイントが高いよう。しかし、こんな意見も。
「料理好きやきれい好きはこだわりが高そうなのでちょっと難しいかも。住む家や休日の過ごし方などにあまりこだわりがあると、ストレスがたまりケンカになってしまう気がする」
うーん、男はいったいどうすれば良いのでしょう??
「好きになる男性」と「結婚したい男性」はあくまで同じ線上にいるのですが、その間にはここで挙げたような基準が追加されるようです。
そのため、「頼りになる」、「一緒にいて楽しい」などの意見は、「その要素がなければそもそも好きにならない」という理由で挙がりませんでした。それにしても驚いたのは女性たちの鋭い分析。付き合ってからも細かく見ているんですね。
男性の皆さん、付き合えたからと浮かれてはいけません。本当の婚活は、そこから始まるのです。
(J.B.河合+プレスラボ)
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