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どんなに大好きな恋人でも、信頼していた伴侶でも、突然の“別れ”が訪れることがある。
私にもあるし、多くの人にもある経験だと思う。
今年のお天気のように、昨日までは一点の曇りもない晴れやかな関係を保っていたはずなのに、翌日、急に雲行きが怪しくなってしまう。
連絡がつかなくなって、次に会った時はもう別れ話を突き付けられてしまうこともある。
自分の気持ちのほうが変わってしまうことも少なからずある。
昨日まで好きだったのに、今日はその想いが揺らいで、消えそうな光になっているのに気付いた時、別れを突発的に選んでしまうことがある。
恋愛に限らないことだけれど、人間関係は絶え間なく変化しつづけるもの。
だからこそ、かけがえがない一方、脆くもあるのだろう。
突然の別れを引き起こす、理由は、たぶん、明確な何かや大きな事件などのせいではなくて、日々をともにする中でたまっていった澱のような感情ではないかと思う。
突然の別れをきちんと咀嚼・消化するために、または、事前に回避するために、知らず知らずのうちに別れを引き起こしてしまう、いくつかの原因(すべてではないけれど)について考えてみたい。
■コントロール欲や所有欲が強すぎる
恋をすれば、少なからず、相手を支配したり、所有したいという感情がわきあがるもの。
それも多少ならば、恋のスパイスになりえるし、恋愛初期は、過度な束縛や嫉妬心すらも、痛気持ちいいもの。
だけど、我慢しているうちに耐久性もついてきて、我慢がクセになってしまうこともある。
優しく我慢強い女ほど、支配欲の強い男性を引き寄せやすいという法則だ。
それまで自立していた女性も、恋人に支配されているうちに、ひとりで生きて行く術を忘れてしまうことも。すると身勝手なもので、支配している側は、相手を粗雑に扱い始めてしまう。いつのまにか抜け出せないアリ地獄に陥って、突然別れが訪れる――。恋愛における距離間は、初期から注意深くあったほうがいいのかも。
■完璧な愛や理想のパートナーを求めてしまう
好きになった人には、知らず知らずのうちに、自分の理想のパートナー像を重ねてしまうもの。
すると、相手はその期待を察知して、その通りに動いたり、良いところばかり見せてしまいがち。もちろん、逆もしかり。相手の理想を背負って、自然とそれを演じてしまうこともある。だからこそ、恋は楽しい部分もあるけれど――。
完璧な愛や理想の恋人を求めることは、恋に恋していることとイコール。
目が覚めて、等身大の相手が見えた時に、裏切られたような気持ちになってしまう。夢を見たのは自分の勝手にも関わらず、相手を責めたり、怒ったり悲しんだりしてしまう、その結果、突然の別れを選んでしまう。
■本音を言えない。または言い過ぎる
たとえば、相手への不満が見つかった時や、2人の間に違和感を感じた時――それを言葉にして相手に伝えること、または、2人の関係を育てる出来事にまで昇華させることは難しい。
とても難しいことだからこそ、日々、心の中に生まれいずる“小さな本音”を相手に伝えることもなく、無視してしまいがち。とはいえ、小さくとも、本当に思っていることや違和感は相手に伝えない限りは、消えないし、むしろ、どんどん大きくなってく。
あげく、心の奥で腐って膿んでいく。膿んだ澱が心の容量を超えてあふれ出した時に、突然の別れを決意してしまう人は多い。
だから、愛する人に、日々、本音を伝えることはものすごく大事なことなのだ。
けれど、のべつまくなしに、言いたいことを言えばいいというのもNG。
どんなに愛し合っている2人でも、価値観や人間性は相違があるのが当たり前だし、本音や正義はなかなか正しくは届かないもの。
常に相手の気持ちを思いやりながら、注意深く、少しづつ、自分の思っていることを、伝えることが大切だ。
■別れを告げられたら、どうすればいい?
以上は、突然の別れを引き起こす、ほんの一部の理由だけれど――。
何が理由であるにせよ、恋愛や人間関係は想像以上に繊細で壊れやすいものであることを理解した上で、平穏な日常に安住せず、怠惰にならずに、日々、愛を育もうとするならば、突然の別れは、だいぶ回避できるのではないだろうか。
それでも、突然の別れが訪れてしまったら? そこからもがいてみるのもひとつの手段ではあるけれど、大抵の場合、覆水盆にかえらず。
「もしかして、相手は何かを誤解しているのかもしれない」「自分が変われば、絆を取り戻せるかもしれない」と後悔の念に捕らわれて苦しくなってしまうけれど、去られた側がいくらもがいたところで、もがくほどに相手の心は離れてしまうもの。
ここは、運命のなせるイタズラだと、客観的に考えて、すべてを受け入れるように努めてみる。
「去る者は追わず」の姿勢がいちばんいいのではないかと思う。去るものを追わなければ、運命は新たな地に向かって開ける。
■去るものを追わずに、幸せを願う
「去る者は追わず」の姿勢を身につけると大分ラクになると思っていたら、ある大好きな年上女性が「去る者は追わずと胸に決めながらも、一方では、大好きな人ならば相手の幸せを願い続ければいいのよ」と付け足してくれた。
執着せずに、でも、素直に想う。
相手の幸せを願いながら、自分の今を生きる。
大好きな人が戻ってきたら、「今度は助けになってあげよう」と静かに思う。
すると、心に火が点る。
ただ、去る者は追わずの姿勢でいるだけでは、ラクにはなっても、心に穴が空いてしまったような淋しさもあるけれど、去った相手の幸せを願えば、その空白もふんわりと満たされるのだ。不思議なことに。
別れの孤独に効くのは、想われること以上に、相手を想うこと。
大好きな人に突然、別れを告げられてしまった人、諦めきれない人はぜひ、試してみて欲しい。
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