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■「だって」「でも」が口グセになっていませんか?

 女目線で見ても、いい意味で「お嫁さんにしたいタイプ」のN子さん。落ち着いた雰囲気で家庭的な女性ですが、つきあっている彼に振り回されてばかりいます。

 「浮気しているかもしれない」「約束したのにドタキャンされた」など、話を聞いていると彼への愚痴が次々に出てきます。 そんなにつらいなら別れを考えてもよさそうですが、「だって」「でも」と別れられない理由を並べるので、どうやら自分から別れを切り出す気持ちはなさそうです。

 彼女にはもっといい相手が現れそうなのに、と周囲が思っていても「別れ」という変化を恐れる気持ちと、不満を抱きながら今の彼とつきあっていくことを比べたとき、N子さんは変化を選ばず、相手に変わってくれることを強く望んでしまうのです。

 その彼との別れを決断することで新しい出会いが彼女に訪れるかもしれません。また、相手に変わってくれることを期待しないで「その彼を選んだ」覚悟を決めれば、自分に言い訳することもなくなるでしょう。 「だって」「でも」が口グセになっているというのは、納得していないことを続けている証拠。自分にとっての幸せな恋愛を遠ざけている原因になっているのです。

■「もう年だし」「どうせ」「私なんか」と自分を卑下していませんか?

 アンケート結果など数多くの女性のコメントを見ていると「もう年だし」「どうせ〜」という言葉を目にします。小さなアンケート欄にわざわざ書くということは、日常でも当然のように「私なんか」などと自分を卑下していることが予想されます。

 「そんなことないよ」とフォローしてくれるのを待っている人もいるかもしれませんが、逆の立場になってみてください。もし、男性にいちいち「僕なんか」「年だし」と卑下されたら対処に困ると思いませんか? また、謙虚でいることと卑下することは全然違います。

■「わからない」「知らない」など、投げやりな言葉は嫌われる

 意地を張って知ったかぶりをすることもありませんが、せっかく話をしたくても「わからない」「知らない」では、そこで会話終了。話が盛り上がらないまま終わってしまいます。

 知らないなら教えてもらおう、という気持ちを相手に見せられるかどうか。逆に自分の得意分野だけ偉そうに語るよりも、その人にとって興味のあることを教わるほうがより相手のことを理解できるようになります。

 「わからない」「知らない」で終わらせるのではなく「教えてください」という姿勢を見せることで印象が全く違ったものになるのです。 自分のことも相手のことも言葉でバッサリ否定するのではなく、肯定しながら少しずつ距離を近づけていくこと。また、自分の口グセを意識することで、自分の問題点が浮かび上がってくることがあります。恋のNG言葉に気をつけて、素敵な出会いを引き寄せてみてください。
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